梅雨の晴れ間とやらで、路面温度も上がった中、表参道まで散歩に行きました。
この時期、通い農業の農繁期で、蓼科と東京のいったりきたりを1週単位で繰り返していると、どんどんと歳月(流行)が流れ過ぎています。
原宿のショーウィンドウでは既に今年の秋冬物お洋服が展示されていました。
情報の先駆け(先取り?)とでもいうのでしょうか、これはこれで楽しいことであります。
■みかんの毛皮(?)は、夏用への生え変わりをやっと終えたところですが、、
農業の現場でも、季節の先を読む行動は不可欠ですが、ここまで季節はずれの商品を展示することは、健全な(旬の美味しさがわかる)消費者を相手とする市場ではあり得ないことです。流行と疎遠な一次産業と商業(商業主義?)の歳月の捉え方のギャップ(悪い意味ではなく)を実感してしまいました。流行りとしての「旬」を見る時間感覚の立ち位置の違いなのかも知れません。
でも考えてみれば、農業(一次産業)も現代の商品経済に組み入れられた場合には、「流行に乗る」「流行を先取りする」ことの運命から逃れることはできません、、と云うことを612ファームの周りの畑を見ていて感じることが多いです。CO2削減、、なんぞはどこ吹く風、、みたいです。
大衆社会の食品消費を、「地に着いた消費」というものに育てる仕掛けや工夫がますます必要な時代なのでしょうが、まだまだその芽生えが殆どないことを危惧しています。
こむずかしいことを避けて言えば、、要は、日々、自分の体を味覚の面から見つめることを忘れない人々が増えたらいいな、、みたいなことです。
ところで、
612の畑は商品経済とは無関係なので、今年のカボチャ畑は、まだ、みかんの駆けまわれる場所となっています。おそらく、次回行ったときにはもう無理でしょう。
■走るみかん
■父さんの眼前で空中静止してみせるみかん。
アスパラガス食っているときとはまた別な表情です。
■母さんのもとへ引き返すみかん
●昨日と同じご飯(さばめし)
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■印は、下の写真へのコメントもしくはタイトルです。
●印は、今日のみかんの晩ご飯のタイトルと内容です。
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