612farmには、間口と天井が結構大きなビニールハウスがある。遠方からの通いの農作業にとっては、雨でも活動できるので必需施設の一つと云える。通いでも温度と水分補給の適切維持が出来るよう試行錯誤して、現在のビニールの掛け方に至った。この辺りは晩冬そして初春に突然ドカ雪が来るので、東京からの通いでは対処しきれず、冬から春まではビニールを外し、諸々の農作業・farmライフ用具をブルーシートでパッキングしておく。従って毎年、612farmの作業の始まりはこのビニールシート張りからスタートする。
この時期結構風が吹くのだが、通い農業の場合は多少の風や雨でも決行しなければならないので大変だ。巾の大きなハウスなので、大げさに云えばヨットのアメリカズカップのタッキング並のタイミングと判断力と運動神経と体力と手慣れたスタッフとチームワークが必要な作業だ。今年は東京から経験を積んだ612ファーマーが3人助っ人に来てくれて無事完了した。結果、スキッパーとヘルムスマンとクルーの役割分担の意味を学習した父さんである。
夜は今年の蓼科の新居で、みかんも交え鶏鍋での宴会となった。父さんは疲れて泥酔。
■みかんは「猫の手」ではないので、もっぱら応援。 ■「なんとか出来たみたいだね!」
●カツブシてんこもりご飯
穀物8種、乾燥蓮根、牛蒡、カツブシ、生姜、キャベツ、人参、餅米&五分つき米、オリーブオイル
■泥酔する父さん。みかんは、やさぴ〜。