頻繁ではないが、みかんはイビキをかく。かなり立派なイビキだ。音も立派だが、間の取り方も立派だ。近年病気と認定された「睡眠時無呼吸症候群」に近い。それで昼間も眠たそうなのかもしれない、、、それだけではないだろうが。
実は父さんは立派な「睡眠時無呼吸症候群」だ。と云っても本人は一切確認したことがない。あくまでも人から聞いた噂(?)で、病院で検査してもらい判った話だ。通常「睡眠時無呼吸症候群」はデブに多発し、肥満がなおると治るらしい。が、父さんはその範疇ではなく、喉の構造・体質に由来しているらしい。
睡眠時無呼吸症候群は命に直接かかわる病気ではないが、睡眠中の呼吸量が絶対的に少ないため目覚めた段階での血中酸素量が万全でなく、本人はしっかり寝たつもりでも、すぐに眠気がやってくる。思い起こせば、、確かに中学生の頃から父さんは、読書・映画・音楽会・授業いずれも最後まできちんと起きていることが出来なかった。成人してからはデスクワーク・会議・徹夜・ドライブ中に眠気が襲って来てつらかった。
かつては手術療法だったそうだが、再発率が高いので、近年はやらないそうだ。10年程前から研究が進み、昨今は睡眠時に装着する簡単な機材でほぼ100%、睡眠時無呼吸が解消されるようになったと云う情報を7・8年前に得て、その専門医をななのお母さんに探してもらった。その結果幸運にも、虎ノ門病院に、ななのお母さんが卒業した医学部の同級生でそのオーソリティがいることがわかり、紹介状持参でお世話になった。お陰で今は睡眠時にしっかり酸素補給がなされるので、映画も読書もドライブも以前とはまったく異なる世界となっている。「人生観が変わる(今までの自分の暮らしは何だったのか?)」とはまさにこのことだ。
みかんは、寝たいときに寝る、寝れる。立ち場上、それが許されるみかんが羨ましくもある父さんだ。
■みかんの鼾は場所を選ばない ■同病同士?(2005年秋、筑波の麓にて)
●昨日と同じ。トッピングに人参スライスたっぷり。
※今、一回のご飯を少なめにしているので、作る効率から云えば一度に2日分/4食分作れる。そこで今日は昨日と同じ。野菜のトッピングで最後のガサを稼ぐ。
※一度に数食分作った場合、食べ物が腐り易い季節なので、人為的に早く冷まして冷蔵庫で保存する。