関西の会話では、「自分は、何何やろ」「自分は、どうなんや、、」みたいに二人称の主語(あなた・YOU)として「自分」を使う。この理屈が今もよくわからない。
通常、軍隊など(行ったことはないが)で「自分は、何何であります。」と云う場合、「自分」は一人称の主語だ。軍隊語は基本的には標準語だ。関西の師団では皆どう使い分けていたのだろうか。「むずかしい」よりややこしい問題だ。
関東でも、「自分でしなさい」「ご自分でお選び下さい」「どう、自分で答えたの?」みたいに、相手に指示を出したり、一人称を預けたりする場合は「自分」を使うが、それは相手を一人称に置き換えた表現であって、度を超して相手の立場になっているような関西のそれとは明らかに違う。「自と他」「うちとそと」の線の引き方の考え方に違いがあるのかもしれない、、がよくわからない。
大阪に引っ越した当初、それにより会話の文脈がつかめず、もしかしたら「自分」ではない「じぶん」と云う漢字や語彙があるのか、と思い字引きを引いてしまった父さんだ。。
ちなみに関西ではしばしば、一人称に「うち」を使う。関東では「うち」は、場所を示す語・立場や仲間を示す語として用いるのが普通だ。
「うちと自分」、4年半ほど関西に暮らしたが、これだけは自分(?)の言葉として身に付かなかった。
最近母さんは、「みかん」と「ひさし(父さんの名)」をよくまちがえることが身に付いているが、これは人称上の問題ではない、、と思う。
■みかんとひさし(どっちが?) ■うち、またお留守番や。自分はええなあ、、。(なぜかレンタカーにて)
●豚ひき肉と初秋野菜の煮込みご飯
豚ひき肉、トマト、人参、茄子、モロッコインゲン、カボチャ、オクラ、切干し大根、乾燥蓮根、赤レンズ豆、すり黒ごま、雑穀入り五分つき米、オリーブオイル。
※間食にピーマン、胡瓜、トマト。デザートにバナナ。