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コーヒーの買付け(みかんにはそう云ってある)を終え、昨晩、父さんはパプアニューギニア/マダンから帰って来た。 PNGは、遠くて近い、近くて遠い。成田から直行便で6時間半&国内線で1時間、しかし、ガイド本が本屋に1冊もないほどツアー情報は少ない。 今は部族(400以上の部族があり、皆違う言語を使っていると云う)間の争いもなく、楽しく素敵な国だ。オランダ、ドイツ、イギリスに植民地化され、その後オーストラリアに統治され、独立して31年、実態は今もあまり変わりない。その間、一帯(ラバウルやポートモレスビー、それに隣国ソロモン諸島のガダルカナルなど)は日本相手の激戦の地となるが、自分たちには関わりのないことのように土着の多くの人は今も素朴に豊かに暮らしている。「国としての體」がまだしっかりしていない、と云うか、「そんなことどうでもいい」と云うような大らかさがここの人達にはあるようだ。 「私のラバさ〜ん酋長の娘、色は黒いが南洋じゃ美人、、」と云う唄があったが、父さんの目から見ると、南洋でなくとも世界に通じるチャーミングなオリジン美人が多い。ちなみに、メラネシアの「メラ」は黒いと云う意味だ。「パプア」はマレー語で「縮れた髪」のことだそうだ。でも、スチュワーデスやハイソな人たちの多くは、お金を掛けてストレートな黒髪にしていた。ファッションの価値観と云うのは、美意識をも揺るがす。近代的流行の波の中で、民族の自尊心は結構もろいものだ。 ありうることだが、実権を掌握しているオーストラリアに対しての不快感も根強いようだ。滞在中、メルボルンカップと云う競馬の大レースがオーストラリアで開催され、その1位2位を日本のジョッキーがとった翌日、「よくぞ、オージーを打ちのめしてくれた」とウェイトレスから感謝された。ホテルの経営者はオーストラリア人だったのに、夕食の料理の盛りが我々のテーブルだけが更に増え、食いきれない程になっていた。それはそれとして、生き血を徹底的に吸い取られた植民地によくある、いわゆる「疲弊感」や「焦燥感」をあまり感じないのはなぜだろうか。いい意味で捉えれば、おそらくオーストラリアと云う国の生き様がその背景にあるような気がする。 もともと、氷河期はオーストラリアとニューギニア島は氷で繋がっていた。だからニューギニア島にはオーストラリアから移動して来た有袋類がいる(多くは環境に適応出来ず駆逐されてしまったが)。逆にニューギニア島からオーストラリアに移住したのがアボリジニーと云うことになろう。、、と云うより「アボリジニー」とは先住民と云う意味だから、ニューギニアには「海のアボリジニー」と「山のアボリジニー」がいて、何らかの棲み難い理由が生じてオーストラリアへ移動した連中は「平原のアボリジニー」と云うことになったのではないか。オーストラリア人の良心において、この島に暮らしてきた人達がうまく国際社会に出て行けるよう手助けしてあげて欲しい。 ちなみに今学術的にわかっている範囲で「人類で初めて植物の栽培を始めた」のはこの島の人々だ。今日のバナナは彼等の知恵の恩恵なくしてありえない。出来れば島の中に国境を持つのではなくニューギニア島全体が一つの文化圏としてまとまる(くくられる)べきだと思うが、近代的国家の概念による国際政治がまだ暫くはそれを許さないだろう。西隣のインドネシアにまだその懐の深さやゆとりはない、、残念なことだ。 父さんの感ずるところでは、ニューギニアには「近代的国家の概念」を越えた「超国家」みたいなものが生まれる可能性を秘めている。ニューギニア社会の基礎体力育成のため、日本のシニアが市民レベルで楽しく気軽に係われる機会が増えたら良いのにな、と思ったりしている。マラリアは厄介だが、気候風土としての棲み心地は我々が思っている程悪くは無い。むしろ心地よい方かもしれない。 みかん君、お母さんとのお留守番、お疲れ様でした。今度は一緒に行けるといいネ。 ■ダイブショップでの仕事を終えて帰宅する「スポット」。お尻の模様が名前の由来。 ■パンダさんとお留守番中のみかん。 ●鰺のお頭と洋梨とブロッコリーの汁掛けご飯 鰺のお頭、洋梨丸ごと、乾燥椎茸、乾燥まいたけ、切干し大根、ひじき、ブロッコリー&葉、大根、蓮根、小松菜、レタス、ジャガイモ、薩摩芋、昆布、雑穀7種、五分つき米、オリーブオイル
by mikannogohan
| 2006-11-13 00:23
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