先日の「大転倒」のその後。ヨガと水泳と食事内容のお陰か、打撲部分については、痣(あざ)や痛みが残っているものの、順調に回復方向に向っている、と自覚出来ている。ところが、かつて靭帯損傷と部分骨折をした右膝と左肩の古傷が、今またその存在を主張している。痛みはないのだが、関節としての機能に不快な存在感が生じ、全身の動きのバランス・調和に不具合が生じている。更なる後遺症にはなるまいが、自分の体は自分にとってかけがいがないもの、リセットきかないもの、、ということを今回も学習している父さんだ。気持ちや意識に「懲り」が足りないことに問題は残るが、、。
昨今世間で起きているいろいろな殺人事件を見ていると、「リセット幻想」のようなものがこの国の人々に蔓延しているように思えてならない。「輪廻」と云うよりは「水に流す」「振り出しからやり直せる」「成生(主体性欠如)」と云う土着的世界観とバーチャルリアリティゲームの商品化が、その幻想を開花(?)させているに違いない。それは恐らくは政治・行政・公文化の貧困のせいなのだろう。社会の存続上、「古傷を背負って暮らすのが人生だ」と云うことを大人が子供に教えるのが、「美しい国」を語る以前の課題だと父さんは思う。
みかんに「気持ちの切り替え」はあっても「リセット幻想」はない。ひとつひとつの体験ををきちんと受け止め、学習し、経験として積み重ねている(たぶん)。良くも悪くも悲しくも、申し訳ないが、自分で人生(犬生?)の選択をできる立場にはにはないしね、、。その存在(立場を受け入れる姿勢)に、父さんとしては涙が出る。出来れば完全なる自由を与えたいが、、、でもそれはデキナイ。みかんマイラブ。
■みかんには頭が下がる。欲目だが、懲りない性格もかわいい。 ■スペシャルトッピング。父さんもご相伴にあずかる。
●昨日と同じだが、、スペシャルトッピング(これ絶品)
※トッピングにハマチ中おちのワイン蒸し(特上のハマチ中おち、昆布、生姜、白ワイン)