六本木散歩の途中、新しい(数カ月前まで記憶にない)ペットショップの前で、みかんが止まった。そこは、熱帯魚のお店の店頭の如く、路面のガラス壁面全体が小さなブースで区分され、母親から早々に別れさせられたであろう仔犬達がいっぱいいた。
その中に1頭のラブラドールRの仔がいた。みかんが止まったのはその前だった。その仔イヌも、それまで寝ていたのに、みかんに気付いて起き上がり、シッポっを振ってみかんにしきりに何かを訴えかけてくる。目つきもガタイもなかなか宜しい仔だった。体格的にちょっと太くなりそな感じもしたが、育て方(食事と運動)次第で素敵に育ちそうな、賢そうな仔だった。でも我が家は「みかん」で手いっぱい。この仔の幸せを祈りつつ、みかんとその場をあとにした。
商品としての仔イヌは「生物(なまもの)/カワイイだけの鮮度優先」だから、ペットショップとしては早く売り切ることが鉄則、、という状況で値付けがなされているのだろう。世相の一つの断面が見えてきて勉強になる。
「ゴールデンR」と「ジャックラッセル」「フレンチブル」の値段の差を見て驚いた。日本の「ゴールデンR」のブリーディングにはイヌの先進国から非難されるべきいろんなことがあったので致し方ないとも思ってしまうが、今六本木での「ゴールデンR」はべらぼうに安い。昨今、都心で大型犬を飼うにはそれなりの決断と暮らし方の再編成が必要となり、そう云う大型犬マーケット・飼育環境が今あらためて縮小していると云う事でもあるのだろう。安易(飼い主にとって都合良く)に飼える小型犬に「買い/人気」が殺到していることはまちがいない。でももう「チワワ」は安かった。ひょっとして、下取りもしているのだろうか?
この国の、店舗でのペット販売はこのままだと、そのうちアムネスティから訴えられるような気がする。
■仔イヌは商品としては「生物(なまもの)」なんだよね、、。 ■あの仔、どうしてるかな? 近いうちにまた行ってみよ〜
●昨日と同じ。餅米を加える。
※昨日4食分(1日2食)つくり、冷蔵庫で鍋ごと保存するが、食べる時はかならず常温に戻す。ご飯(米)は炊きたてが基本。