ポシンタンと云う食べ物が韓国にある。タンは牛タンとかタンドリチキンとかのタンではない。漢字で補身湯と書く。サムゲタン(参鶏湯)のタンと同様、お粥の一種だ。
かつて韓国通のある人から聞いた話だと、ソウルオリンピックの前まではもっと判りやすいストレートな名前だったらしいが、「犬(狗肉)を食う」と云うことへの外国からの風当りのことを考え表立っては禁止となった。しかし人々の営みの当然かつ不滅のこととして、夏のスタミナ源としての滋養効果とその美味さには勝てず、その後もポシンタンとして続けられているそうだ。
中国(広東省)では、もともと食用犬(食べた後は毛皮も活用)としてチャウチャウが有名だ。北京オリンピックが近付いてくるが、中国人が食べ物のことで外国からの風当たりを気にするとは到底考えられない。生き物への考え方の新たな社会的展開があることをよくも悪くも楽しみしている父さんだ。
三河島に食通の韓国人をも感激させるポシンタンを食べさせてくれる店があると云う。一度行かなければならないと思っているうちに、みかんが我が家に来てしまった。その店は食材をどうやって調達しているのだろうか(狗頭羊肉?)。 美味さの順は、一赤、ニ白、、、最後が黒と云われている。みかんは一とニの間くらいか、、。黒ラブだった方が身の危険が少なかったかもしれない、、、。いま、複雑な気持ちの父さんだ。
■「エイプリルフール? ひと(イヌ)を食った話なんかして〜、まったくもう。」
●ラム肉ミンチ雑炊(羊頭狗肉ならぬ鯖頭羊肉雑炊)
ラムのひき肉、五分つき米+雑穀数種、野菜ピューレ、大豆ピューレ、エゴマ入り発芽玄米蒸しパン、エゴマパウダー、オリーブオイル。トッピングにキウイ。
※エゴマは毛の健康のために良いそうだ。がんばれ、みかんの「毛」!