■朝、森の中で、1羽の鶯が「ホーホケキョ」っと勢い良く鳴いている。まだどことなくギコチナイと云うか粗野な「ホーホケキョ」だ。もちろんオスだ。
■ゴルフ場では朝からキャディさんの「ファ~!」の叫び声が飛んでいる。
同じ「ファ〜!」でも声の響きにキャリアの違いが現れるから面白い。
鶯が「ホーホケキョ」と鳴けるのは春から夏までだそうだ。日照時間の長さがオスの鶯のホルモンと脳を刺激しその間だけの喉の構造でそう鳴けるようになるのだそうだ。そしてそれがメスの繁殖の為の優勢評価基準となっている。しかも、鶯はもともと「ホーホケキョ」とは鳴けないそうで(それに近い鳴き方は出来るらしい)、若いうちに他の鳴き方の上手いオスの鶯の鳴き声を覚えておいて春先から練習を始め年毎に上手になってゆくのだそうだ。
夏至も過ぎたからこの先は日々日照時間が短くなって行く。今この森で一生懸命鳴いているあの鶯は、「ホーホケキョ」と鳴ける時間、つまり今年の求愛行動(父さんはこの表現が好きではない/適切ではないと思っている)出来る時間の終りが迫って来ているので必死らしい。でも、あの「ホーホケキョ」では今年はたぶん無理だろう。あのギコチナさと粗野さが気に入るメスがいれば別な話だが。
■ところで、ふと思った・その1。
鶯は本当に「ホーホケキョ」と鳴いているのだろうか?
日本人は、子供の頃に犬の鳴き声は「ワン」だと教えられてしまうが、「ホーホケキョ」もそれと同じらしい。
「ホーホケキョ」の由来をネットで検索したら、、法華経のキャンペーンツールだったことが判明した。そうしてみると、、ギャーテーギャーテーと騒ぐカラスは「般若心境」のコマーシェルキャラになれそうなのに、、、
みかんの耳に念仏
■ところで、ふと思った・その2。
ウグイス嬢って、実はみんなオトコってこと?
■寝る前の散歩 鶯さんは夢の中
明日も早朝から粗野な「ホーホケキョ」が騒がしいことだろう。
【みかんの今日の晩ご飯】
「東京から持って来た昨日と同じご飯」
おやつにココナツミルク&小豆&デーツ入り葛練り