先日、蓼科に運ぶべく車に水20リッター入り容器を積む折、運転中の走行バランスを考えて後部座席の足下にそれを置こうとした。その瞬間、腰に刺激が走った。ぎっくり腰だ。誰が名付けたかしらないが「ぎっくり腰」とはわかりやすい表現だ。ヨガでの学習もあって、日頃重いものを持つときの姿勢と呼吸には気を遣っていたが、ちょっとの無理でかなりの痛いめにあってしまった。幸い軽く済んだのもヨガのお陰だと父さんは思っている。しかし、マニュアルシフト車で蓼科に行く場合、クラッチをこまめに踏むので、健常なときの車のシートポジションはじわじわとぎっくり腰に追加負担をかけるようだ。蓼科に着いたら父さんの腰はボロボロだった。
物体にかかる物理的力には、圧縮・引張り・曲げ・ねじり・剪断の5種類がある。剪断力(センダンリョク)は云ってみれば「物体の組成に横ズレを与えることによって、その物体をちぎる」、わかり易い例は鋏(ハサミ)だ。ぎっくり腰は腰椎(脊椎の一部)のつなぎ目に剪断力がかかったときに中の神経が傷つけられ炎症して発症すると父さんは理解している。人間は起きているときは日常的に背中を垂直にしているので脊椎の各連結部は常に加重圧迫を受けやすく、それに耐えられる構造にはなっているが、横方向の力には弱い。また前肢(手)を諸作業に活用するので前屈みになる事が多い。建築で云うキャンティレバーの状態だ。だから、脊椎の腰付近の連結部に剪断力がかかり横ズレを起こし易い。一様、父さんは大学の建築学科を出ている。
みかんは四つ足なのでそれがない。ついでに胃下垂も痔も犬にはないそうだ。うらやましい。その代わり犬には犬で、かかり易い骨格的病がいろいろあるようだ。遺伝・食事内容・運動不足・ストレス負荷等と老化が起因するらしいが、、、考えてみれば、ヒトごとではない。
ところで、まだ完治していないが、今回のぎっくり腰のその後の対処として、ヨガと水泳にかなりの効果があることを自覚できた。水泳では、背泳ぎのキックや、プルブイつけてのクロールが脊椎の矯正にかなり効くように思える。イヌカキはやめた方が良い。ヨガをはじめる以前の父さんだったら、多分整体と鍼治療に行っただろうが、今は考えられない。鍼が効く事はわかっているが、あくまでも神経炎症に対する対処療法でしかかないと父さんは考えているからだ。
■飛ぶみかん。景色も揺れる。(馬と同じで左前肢から着地する)■ご褒美食べてさっさと家路につくみかん
■ヨガで体調を整えるみかん(「猫のポーズ」の変形。)
●アーモンドとレーズン入り大豆ピューレベースの雑炊
大豆ピューレ、アーモンド、レーズン、乾燥蓮根、ひじき、乾燥椎茸、牛蒡、山芋、人参、大根、きぬさや、キャベツ、生姜、ロメインレタス、サニーレタス、ルッコラ、かつぶし、すり黒ごま、雑穀7種、五分つき米、オリーブオイル。