通いの畑作業では、天候の選択はあまりできない。運を天に任せる、ではなく天気を運に任せる。畑の教室の場合はそれを楽しむしかない。今回の教室の初日は天気がめまぐるしく動いた。ビニールハウス内にはまだ何も植えていなかったので、雨が降っても屋根付き広場として何とかなったが、逆に日が出るとハウス内は温度がかなり上がって食事をする環境として快適ではない。だから、その都度、食材・食器その他を持って出たり入ったりを繰り返した。
景色、特に周辺の空模様を見て天気予報するのを「観天望気(かんてんぼうき)」と云う。夕焼けは明日晴れることの知らせ、、みたいなやつだ。子供の頃よくやった「下駄を飛ばして、明日の天気を占う」のとは違う。
612ファームでのシゲジさんの「観天望気」は当たる確率が高い、、、612ファームにまだ3回目なのに。車山や霧ヶ峰の上の雲を見て、10分後の天気の変化を言い当てる。昨年の12月頭には突然の大降雪を当てた。でもシゲジさんの観天望気は、予報してから天気が変わるまでの時間が短いので、それに対処するのはけっこうせわしない。
本来、観天望気にはその土地ならではの経験がいる。シゲジさんの観天望気はこの土地ではなく、多分神奈川のゴルフで培ったものに違いない。今月(その日は5月20日)は16回コースに出たと云っていた。、、、、それって、殆ど毎日じゃん。
観天望気ではないが、その年の大きな気候現象のあり様は、木や草や虫などがいろいろ教えてくれる。これも凄い。例えば、チューリップの開花は霜の季節の終わり、カマキリの卵はその冬の積雪の上限、こぶしの花の向きは夏の気温の高低、、、外れる事もままあるが。
ところで、今回の教室ではみかんに新しいお友達ができた。「あまりお話し出来なかったけど、また来てね」。
■チャイ(トイプードル) ■ニコ(フレンチブル)
■皆でトラクターの後の草取り。車山に雨雲が、、。このあと雨が降って来た。
●かつぶし風味玄米甘酒雑炊(味のまとまりがなかなかグー)
乾燥蓮根、乾燥椎茸、ひじき、牛蒡、キャベツ、生姜、人参、大根、セロリ、きぬさや、アーモンド、かつぶし、大豆ピューレ、玄米甘酒、レーズン、雑穀7種、五分つき米、オリーブオイル