かつて、イングランド南方サセックス州の田舎にホームステイさせてもらった折、そこのお母さんが近所の街へ買い物に行くのに一度同行した。ハンドルは当然お母さんが握る。
イギリスの田園地帯の道は緩い起伏とカーブが沢山あるものの、視界がよく標識も見易く路面の手入れもよいので、無駄なスピードダウンをせずに済み、非常に走り易い。イギリス人は総じてガタイがデカイのに、運動性能の良い小さい車を好んで作って来た理由がよくわかる。
そのお母さんは、こまめなシフトチェンジを繰り返し、半クラッチでパワー不足を補い、結構よく飛ばす。飛ばすと云うより流れる様に攻める走りをする、と云ったらいいかもしれない。ドライバーの性格や気性が影響しているかもしれないが、車に余計な負担を掛かず、活き活きと走らせている。足元を見たら、要所要所でヒール&トウをやっている。さすがモーターレース発祥の国だと思った。
あくまでも夢の話だが、父さんはみかんと、イギリス・マン島TTレースのサイドカー部門に一度出てみたい。みかんのヒール&トウによる「伏せ」体勢はレース用サイドカーのパッセンジャーとして絶妙だ。サイドカーはイギリスのライトウェイトスポーツカーの原点だ。
■みかんのヒール&トウ。左はアイヌ犬叶希 ■英車の難点はオーバーヒート。夏の散歩のお決まりクールダウン場。
●鰺のお頭とジャガイモの汁かけご飯
鰺のお頭、乾燥椎茸、乾燥蓮根、ひじき、切干し大根、ジャガイモ、キャベツ芯、サニーレタス、昆布、隠元豆、雑穀6種、五分つき米、オリーブオイル。
トッピングに人参、キャベツ、トマト,シソ、キュウリのサラダをてんこ盛り。