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(話は、一昨日から流れて来ています。) レニングラードのあとモスクワに移動し、そこからシベリア鉄道に乗った。30数年前のことだ。ウラル山脈を越えるとそこからじわじわとシベリアが始まる。線路の補修のための鶴嘴やトラックのハンドルの多くを女性が握っている。女子砲丸投げの選手はこういう中で培われてしまうのだなと、勝手に思ったりした。シベリアはともかく広く、ひたすら続く樹林の景色は単調だ。当初の予定に従い、シベリアの真ん中イルクーツクで一休みしたが、終点ハバロフスクまでは都合7日間かかる。 モスクワからハバロフスクは、距離だと5000kmほどだが、地球の緯度の高いところを走るので、経度では100度近く離れており(地球儀で検証されたし)、時差が7(8?)時間ある。西から東へ7日間で移動するので、1日1時間短い日が7日間、つまり1日23時間の日が7日間つづくわけだ。一見なんでもないようだが、何処を通過した時に時差修正をするのかがわからないので、さっき朝飯食ったばっかりなのにもう昼食時間、さっき昼食なのにもう夕食、、もしくは朝食に行ったらもう食堂車が昼の準備でクローズしていた、、みたいなことが起き、ただでも運動不足・食うしか楽しみがないみたいな環境だから、だんだん胃腸が不調になってくる。しかも日本人へのサービスなのか社内放送で森昌子の「先生」がひっきりなしにかかるのだが、繰り返し使っていたらしく、テープが伸びていて声もリズムも間延びしている。辛く(?)貴重な体験だった。 各車両の車掌室前にサモワールがあり、車掌に云うとHOTで美味しい紅茶をいつでも何ばいでもくれる。はじめ不思議だったのは有料の時と無料の時があったことだ。紅茶の貰い方を試行錯誤した結果解ったのは、黙っているとお皿に砂糖(角砂糖)が付いて来てそれが有料だったということだ。砂糖をその場で断ればただになる。 自分が乗っていたのが何等車だったか忘れたが、貧乏ツアーでチョイスしたクラスには当然風呂もシャワーもない。食堂車で、ファーストクラスで日本に向うスイス系老人と娘(?)と知り合った。ファーストクラスにはシャワーが付いていると聞いていたので話をしたら使ってもいいと云われたが車両の入口・連結器のところで車掌に断固阻止された。予備のジーパン(ここまで来ればもう不要)を見せたがダメだった。シベリアに入るとロシア人は愚直だ。 コンパートメントは4人一部屋(2段ベッド2つ)で、年配のロシア人夫婦が一緒だった。当時シベリアの一般人がモスクワを旅行すると云うのは許可制で大変貴重な人生イベントだったようだ。一般のロシア人は列車に乗ると必ず体操着に着替えていた。列車の中はまるで高校の体育館のようだ。その辺にも共産主義的風俗(?)が見えた。夫婦は、言葉は通じないのに何かとよく喋ってくれた、よくしてくれた。でも、駅でパンと液体ヨーグルトとニラの束を買って、一日の殆どの食事としている。野生度の強いニラだ。そのニラは生のまま束でムシャムシャバリバリと食うのだが、これが実に臭っさい。ウオッカのつまみやおやつもそれだ。たまりかねてコンパートメントのドアを開けると、ただちに車掌がきっちり閉めて行く。毛布を被って寝ていて夢でもうなされる程に強烈だ。イルクーツクでインターバルをとってなんとか救われた。ファーストクラスとは天国と地獄の差だ。 二度とご免被りたいが、今思えば、あの時体験しておいて良かったと思う。 シベリア鉄道は、何時の日かみかん連れでファーストクラスでなら、もう一度試してみてもいいかもしんない。その場合は東から西へのコースの方が胃腸にはいいと思う。 ■ファームの自慢、父さんのニラ。 ■ななのお母さんから旭山動物園のお土産でいただいたシロクマ。即、お気に入り。 ●茄子と隠元豆の汁かけご飯 乾燥椎茸、切干し大根、ひじき、茄子、隠元豆、煮干し、田作り、きなこ、菜種油、五分つき米 ※オリーブオイルが切れていて、菜種油を使った。 ※間食はキュウリ、とまと、枝豆、昆布他。
by mikannogohan
| 2006-08-07 00:51
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