いま、みかん用(様?)の御節料理(おせち)を検討中。
その昔、おせち料理は神様へのお供え食(お下がりをいただく)だった。
その後、それが縁起食の役割を被った保存食(日々作る手間を省く日持ちのいい料理)になった。今は保存食としての役割も殆ど消えた。ファッション性と商業性の中でおせち料理が第二のクリスマスケーキになりつつあることは確かだ。市販の物はどんどん陳腐に不味く、そしてゴージャス化されている。
いま、父さんは真面目にみかんの為の御節料理を検討中だ。現代の御節料理を真面目に考えるにおいてのポイントは、食べるシチュエーション(感謝/祈願/縁起)に対する気持ちの表現・センス、、それに季節感と素材だ。
そもそも御節=節句は、年に数回ある。だから本来は御節料理はその季節それぞれにあった。「おはぎ」や「ぼたもち」もその類いかもしれない。そうやって考えると、みかんはしょっちゅう御節料理を食べているようなものだ。ドッグフードで暮らしているイヌがかわいそう、、。
みかんの御節の場合、「季節の節目」を料理にするのは簡単だが、問題は「お重」を使った意図的なディスプレイと保存性、、。年内に答えを出せるかどうか、、の自信はないが、ともかく検討中。作為が空回りしそうな父さんだ。
結果は、いずれ報告いたします。
■おせちより母さんの温もり・1 ■おせちより母さんの温もり・2
●昨日とおなじ
おやつに豚のあばら骨。キャベツの芯。