木で出来たセルフ組み立て家具やログハウスは、年月とともに木が痩せてくる(乾燥して縮んでくる)ので、それに合わせてネジを締め直したり隙間を調整したり埋めたりすることを適宜続けることが必要だ。
幾つもの金属部品が組み合わされたマシンも同様だ。とくに振動が伝わり易い場所や回転部分に於いてそれは重要だ。かつて父さんは、自分でレストア(修理復元)したオートバイを、暫く数回こまめに「ネジの増し締め(ましじめ)」を行った。それを怠ると他の部分や部品に余計な振動が伝わり思わぬ「金属疲労」やネジのはずれによる「事故」を来したりする。乗ったあとに必ずチェックしてから仕舞う。人類が「道具」を通じ、より大きな「機動力(スピードやパワー)」を有すれば有するほど、基本事項となる。器械は点検・調整・修理に気を配ってはじめて安全便利快適にその力量を発揮してくれる。「便利」は「安全」の土台の上で初めて成り立つ。
ジェットコースターや流れるプールの事故、、。亡くなった方へ弔辞を捧げるとともに、「命の尊さ」に対する「道具」を管理者する立場にあるヒトたちの無責任文化の蔓延を感じ取る。この先まだまだ日本の「道具文化」は無明長夜、、こんなことのグローバル化(国際化)だけは避けて欲しい。
今さらながら、我が国の原発が不安だ。事故が起きたら、多くの庶民が「イヌ死に」する。
みかんに「イヌ死に」だけはさせたくない。
■今日はココでネル。 ■ここはココシャネル。単なるダジャレです。今日の文章とは関係ありません。
●昨日と同じ。