今日、久々に千葉の農家「Aさん」を訪ねた。「Aさん」との付き合いも長い。612にとっては活動起点の一つでもある。
畑の土には、そのオーナーの性格や生き方やインテリジェンスが大きく反映される(ちなみに、ペットや家畜も同じだ)。Aさんの作物は、品目はある程度限られる(それでも数えきれない)が、美味さはパーフェクト。そう云えば、かつてAさんは「百姓は実存主義だ」と語っていた。
驚くべきことに、Aさんの畑にはビニールハウスと云うものがない。近年の日本農業の常識からすると驚愕的存在だ。612にとって不安なことは、高齢にもかかわらず、農業としての後継者の準備がなされていないことだ。
余談だが、かつてAさんの落花生を年末に612でつまんだ代官山の某有名パティシエは、それを食べた途端に脱帽した。
みかんはAさんから今日いただいた試し掘りのジャガイモを生で1ケまるまる盗み食い。2ケ目に取りかかったところで、母さんに見つかり、お仕置き三昧(?)。アーリーハーベスト(?)の美味いジャガイモは、より生に近い状態で食べた方が美味だ(スライスして湯通しするくらいがベスト)。みかんの「のど(舌)」のセンスは凄すぎる。
■待っている間、食いたいところをグッ〜と我慢して鶏小屋の見張り。ここの鶏は美味そうだ、父さんも垂涎。
■帰途給油ストップ。「塩っぱいからこれはダメよ」とエクスキューズしながら母さんはオニギリと卵焼き。みかんの頭の中は既に「じゃがいも」でいっぱい。
●昨日と同じ