カレーは体を冷やす(クールダウンさせる)と云うことで、夏日が連続するようになるまで、我が家でカレーはお預けだ。みかんの「待て!」させられる気持ちが、カレーについていえば、父さんには痛い程わかる。でも、カレーはみかんの口には絶対に入らない(例えばショウガの様に、香辛料や素材のうち、個別には可能なものがたくさんあるが、、)。
一昨日、我が家でカレーが解禁になった。以来、エビ、ポーク、チキン、、香辛料たっぷりのカレーが3日間つづく。今年、母さんは「ココナツミルクたっぷり」にはまっている。期間が限定されると、一食一食が楽しい。「今しかない、、」と思う気持ちがついつい食い過ぎに走らさせる(一期一食?)、、みかんといっしょだ。
この先の母さんの創作力による美味しいバリエーション展開が楽しみだが、カレーに於いて云えば、ともかくこの時期に食い溜めしておかなければならない、、と思ってしまう父さんだ。でも、それも、みかんといっしょで、食い溜めは、いいとこもって半日だ。半日過ぎて、香りを嗅ぐとまた食べたくなる。
以前にも記したと思うが、インドの言葉で「カレー」は「ソース」とか「汁」とか云う意味だ。インドで、カレーは「主菜に近い具沢山な味噌汁、もしくは汁ものぶっかけご飯」と考えればよい。日本で云えば、それぞれの地方や各家庭で、ダシの素材・味噌の違い・具の種別や取り扱いや組み合わせ等で味噌汁は千差万別(近年はパターン化が激しくなされているようだが、、)父さんの体験では、インドのカレーは、味として食として、もっともっと幅広い奥深いものであったような記憶がある。
だからきっと、インドの寒冷地の冬でも体を冷やさないカレーがあったに違いない。要はスパイス(香辛料、香り野菜)の使い方、付き合い方で体を温めるカレーがあるのではないか。日本だって、味噌汁には四季がある。
もう一度、カレー(というより、インド料理)の原点を探求してみたくなった父さんだ。きっとみかんが食べられるカレーもあるに違いない(父さん用とは別だろうが)。
■「待て!」ばカレーの日和あり?
■「でも、カレーってなに?」
●豆腐とモロヘイヤの魚汁
イナダ・鰺のスケルトン、豆腐、モロヘイヤ、生姜、乾燥椎茸、乾燥舞茸、切干し大根、ひじき、岡ひじき、昆布、トウモロコシ、茄子、大根、人参、小松菜、雑穀8種、五分つき米、すり黒ごま、オリーブオイル。
※暑くなってきて胃酸の出が増しつつありそうなので、トッピングに生の山芋とピーマンと卸し人参を乗せました。おやつに人参ときゅうり