今日、暗い曇天の中を散歩中、飛行船が頭上を飛んで行った。
昨年辺りから、飛行船を時折見かける。
バブル経済の頃は結構よく飛んでいた。
当時、飛行船会社の社長が知り合いで、一回(数時間)飛ばすのに300万円かかると聞いていた。今だと500万円以上だろう。
更に、日常の整備や維持や繋留に結構な手間と金がかかるので、側面を広告塔として折々のスポンサーをつけて頻繁に飛んでないと経営的になりたたないと語っていた。
乗務員以外に10数人を乗せるスペースがあるにもかかわらず、当時(たぶんまだ今も)旅客を乗せる許可は監督官庁から降りておらず、「特別な一部の関係者(?)」だけにその道が開かれていた。社長が知り合いだったので、なんとかその「関係者の一人」にしてもらおうと画策しているうちにバブル経済が弾け、プランが実現せぬまま、飛行船(人が乗る飛行船)を見掛けなくなってしまった。会社も萎んだらしい。まさにバブルのようだった。
最近の報道では「世間は好景気だ」と云うが庶民にはその実感は殆ど届かない。でも飛行船はまた飛び始めた。どうやらまた、経済のバブル化が始まっているらしい。
飛行船を指差して「ウオッチ ザット!」とみかんに云ったが、やや高度があり、音も匂いも届いて来ないせいだろうか、眼中にも入れなかった。「中秋の名月」のときと同じだ。
■飛行船?? みかんは、我関せず。
■行っちゃった、、。
●今日の御飯は一昨日とおなじ。トッピングに青物たっぷり。
前菜にほうれん草。
デザートにはちみつ。