イージス艦「あたご」が漁船を沈没させた。「イージス」にはギリシャ神話の中で「神から与えられた最強の盾(守り神)」の意味がある。今回、その盾がお粗末な管理で民間の船への矛(凶器)となった。「自衛」の二文字が泣いている。
まだ真相が見えてこない自己矛盾だが、事件が「喉元を過ぎないうちに」敢えて記す。
ハワイ沖で部外者を乗せて楽しませることに夢中になって急浮上した時に愛媛の練習船を沈めてしまった米国の潜水艦犯罪も酷い(ひどい)話だったし、飲酒運転で前を走る車を橋の上から海に突き飛ばした福岡の公務員の犯罪も惨い(むごい)話だった。が、今回のイージス艦「あたご」のこれは暴走の息を超えているもっと恐い(おそろしい)話に思える。事前事後の対応は、あの原発事故にも匹敵する。
問題の幅が広く深く、政治的、経済的、社会的、文化的、国際的、国防的に及んで、酷過ぎる。「亡国犯罪」とでも呼びたい。「海上自衛隊ヨ、お前も(社保庁犯罪といっしょ)か!!」と一市民として言いたい。しかも、今後予想される対応に不安しか残らないことが悲しく悔しい。
沈んだ船の関係者、とくにまだ行方不明の方には申し訳ない言い方だが、相手が外国船でなかったことがわが国にとっては、不幸中のわずかな幸いか、、。
父さんの提案;
横須賀で固定停泊させられている戦艦「三笠」とイージス艦「あたご」のチェンジ。
そうすれば、夜中の見張りの交代時間に無理に無駄に東京湾に出入りする必要もないし、税金の無駄遣いにもならない。
東京マラソンの如く一般募集から抽選で選ばれた民間乗組員が動かす戦艦「三笠」の方がよほど、文化的国際的な実質的戦闘力がありそうだ。
かつてある総理大臣が「日本は不沈空母だ」と云ったが、地理条件的には実に正しいと思う。もう一歩進めば、日本は米国にとって不沈のイージス艦なのだ。だから父さんの推測では、イージス艦は、米国から無駄に買わされている「粗大ゴミ(燃えないゴミの方かもしれない)」。しかも、まともに操作もできてない。
日米両国としては、東アジアの国際関係上は「艦」であった方が、その所持理由を暗に諸国に納得させ易いのかもしれないが、、。日本国内の陸上にイージス機能を備えた方が、そのバージョンアップも経済的に楽だし、よほど安全なはずなのではないだろうか。少なくとも、東京湾にいても「盾」としての役には立つまい。
今回の事件を「飼い犬に手を噛まれた」と云ういい方もできようが、それでは犬に失礼だ。今回のこのニュース、喉元過ぎても忘れるべからず。
みかんは、我が家にとって、対武力的軍事的イージス(盾)ではないが、文化交流的にはしっかり「矛(ほこ)」の役を果たしてくれている戦略兵器だ。
しかも日々、他者の気配にはすこぶる監視の目を緩めない。
■みかんは気配を読むのにヌカリはない。見張りの交代要員もいないし。
■八方美人と云うわけではない。
たまに油断して、ヌカルったりするが、みかんの場合はまあそれもカワイイ。
■ちなみに、これはみかんの「左舷」
■こっちは「右舷」。今後、日没後の散歩の折りは左舷燈(緑)/右舷燈(赤)/後尾燈(白)が必要になるかもネ。
●昨日と同じご飯
おやつに人参スティック、デザートに黒甘納豆1粒。