今日は魚の日。
みかんの為に、鮨大内さんがおいしく安全な魚のアラ(ここでは、みかんが食べられる、鮨ネタ以外の部分を云う)を冷蔵状態で取り置いてくれている。
今日も「お宝もの」が「福袋」のようにいろいろ入っていた。
折角のお宝なので、今日は魚種ごとに分別し、個別に味わってみることにした。
今回は「アイナメ」の尾頭(おかしら)&骨付き中落ち。
乾物と野菜と雑穀と昆布で「アイナメ」を無水鍋で炊き上げ、そこに事前に茹でた小豆を混ぜ込んだら、、「アイナメ」が絶妙にふんわりホックリ。ブイヤベースを超えるであろう和風で上品な仕上がりとなっていた。
仕上がった後、当然ながら父さんは試食。「アイナメ」がこれほどまでに上品で深みのある味の魚だったのだと言うことを、今日あらためて再発見した。
必要以上に火をかけないことが秘けつだが、、やはりそれ以上に必要なのは、状態の良い「アイナメ」の個体を仕入れる目であり技であり立場を有することかもしれない。
でも、こう云う「アイナメ」は素人やそこらの魚屋ではなかなか入手出来ないんだよね。
■今日の写真は記事とは無関係です。強いて云えば「アイナメマドモワゼル」?
「今日は暖かかったネ」「でも、ソメイヨシノの開花はまだだよ」
●アイナメの和風炊き込み汁ご飯
アイナメ尾頭&骨付き中落ち、切干し大根、乾物椎茸、ひじき、春雨、昆布、しょうが、牛蒡、白菜、カブ、人参、蓮根、小松菜、大根、黒米入り茹で小豆、雑穀7種、五分つき米、。
トッピングにすり黒ごまとオリーブオイル。
おやつに初物のタケノコ姫皮、鶏皮。