(きょうもピンぼけ)
「外苑西通り」をみかんの気のむく方向へ散歩の足を進めていたら、、
バブル時代の遺物(いい意味で)ともいえる建物の前にいた。隅田川吾妻橋たもとの「うんこビル」で有名なフィリップ・スタルクのデザインによるものだ。真面目に考え、真面目に作られたものは今もきちんと心に存在感を訴えかけてくると感じたのは、父さんだけではないだろう。
■当時は「親指ビル」と呼ばれていたんだよ。
この角度からみえるシルエットはみかんっぽくもある、、とは思いませんか?
■小洒落たお店やカフェが立ち並ぶなか、懐かしい蕎麦屋が健在だった。
この蕎麦屋、この古家を一つの「売り」にして、相変わらず繁盛しているしい。久々に来てみたら、小綺麗になっていた。父さんとしては、運よく空いていたので、ちょっと入ってみたかったが、みかんと一緒だったので諦めた。かつて出汁巻き卵が有名だったが、多分今の母さんだったら、もう口にはできないだろう。
ところで、イチョウの木には雄と雌がある。それが並木として植えられる場合は、たいてい片側が雄で反対側が雌(ブロックごとでチェンジされていたりするが)というふうに分けられることが多い。だから、この時期、イチョウ並木の雌側を通るとギンナンがたくさん落ちていて、それが踏まれていて匂いを発し、それがやたらと臭い。
■この匂い、、みかんはまったく気にしない。(でもさすがに口にはしない)
育ち良くお金持ちそうな白金台のご婦人がギンナンを拾い集めていた。「シロガネーゼって銀杏拾うんだ」と、、ちょっと親近感。みかんにも優しかったし。(プライバシー保護の都合上、写真はない)
話は横にそれるが、
ギンナンは漢字にすると「銀杏」。イチョウも漢字にすると「銀杏」。イチョウ並木がギンナン並木になっちゃう。困ったものだ。
「公孫樹」と書いてイチョウとも読む。本来は銀杏と書いてギンナンと読み、公孫樹と書いてイチョウと読むのが正しいのだろう。
ブログ記事を書いているうちに、調べることがどんどん増えて行く。いいんだかわるいんだか、、。
そういえば紅葉と書いてモミジと読む。でも公孫樹が黄色くなるのも紅葉と云うのはなんでだろ。今日はこれ以上、調べものはしないでおくことにする。
さて、そんな白金台で白い犬たちと出会った。
■白金だから白い犬?
たぶん名前もシロ。ふたりいるからもう一人はハク?
「君たち、あまり白金っぽくないね!(シロ、カネね〜ぜ!、、なんちゃって)」。このあと父さんはこのフタリから吠えられた。
「青山」から「白金台」への往復には「白金」を通る。
白金台と白金の違いは「台つき」と「だいなし」?
■東京の今様下町の空気みたいなものが漂っているのが白金だ。
白金の問題はこの先「粋(イキ)」を培えることができるかどうかだろう。
散歩がてら時折、変化を見に訪れてもよいエリアかもしれない、、と思った。
おまけ
■今日のトラウマ(帰途、広尾にて)
父さんは今、「親の愛」で、みかんのトラウマ克服を試行錯誤している。
●昨日と同じご飯
デザートに柿(柿とみかんの写真はたぶん明日掲載します)